コメント

この映画を勇気ある作品だと言って下さる方がいます。
でも、本当に勇敢なのは、あの過酷な状況で暮らす人々です。
終わりの見えない苦境の中で静かな闘いを続けている人々がいることを忘れないで下さい。

アブデラマン・シサコ(「禁じられた歌声」監督)

焼け付くようで、そして光輝いている。情熱的で美しい映画。

ピーター・ブラッドショー(ガーディアン)

息をのむほどの美しさ。

ステファン・ホールデン(ニューヨーク・タイムス)

素晴らしい。シサコは巨匠だと断言できる。

ジェイ・ウエイスバーグ(ヴァラエティ)

まさに今を描いた映画だ。

ビルジ・エビリ(ニューヨーク・マガジン)

砂漠の中のオアシス。 人々の貧しい営みが美しい。
弦の響きや歌がとってもいい。
なのにそれを潰そうと力を振るう者達。
その非条理さ、稚拙さ、無秩序さが滑稽で、、、あまりにも悲しい!

加藤登紀子(歌手)

牧歌的な音楽と篤い祈り、深い家族愛に包まれた砂漠の平利な生活が、溶岩のごとく忍び込んできた
「聖戦戦士」たちの「法」によって悲劇と化していく過程は、戦慄なしには見られない。

蓮池薫(新潟産業大学・准教授)

日本の中にいると、日常の有り難さを忘れがちになってしまう。
この繊細で慈愛に満ちた映画はまさに「今」おこっている事を伝えている。
自由とは?人権とは?全て砂漠の蜃気楼。

サヘル・ローズ(女優・タレント)

イスラム過激派による支配で自由を奪われていく人々の葛藤、
人間としての面を隠しきれずにいるイスラム過激派の心中がリアルに描かれている。
内との葛藤を表現した美しい映画。

鈴木美優(ジャーナリスト)

イスラム過激派が観たとしても、イスラム嫌悪の欧米人が観たとしても、それぞれ「真実」と感じるであろう、深くリアルな作品。
自分がどう感じるかに、自分自身が問われる。

常岡浩介(フリー記者)

日常と非日常、相反する世界が混在する渇望と絶望の中で、禁じられた歌声に胸を抉られた。見過ごしてはいけない世界。

Azumi(シンガーソングライター、DJ、デザイナー)

テロはエルサレム、ベイルート等だけでなくパリでも起き日常化していく可能性さえ秘めている。
それは突然出て来るものではない。この映画は静かに忍び寄ってくる暴力を予言していた。

澤田正道(パリ在住プロデューサー)

世界を悲劇たらしめるのは人間の“悪意”であり、イスラームは決して暴力的ではないというシサコ監督のメッセージが胸に響く。
世界が今こそ冷静になるために、最も必要な作品。

藤本高之(イスラーム映画祭実行委員会代表)

一般市民も過激派メンバーも同じように、前途を切り開くことの困難さに直面している。
すれすれで違う考え方をもってはいるが、両者とも同じ苦しみの下に生きる、戦う人たちである。
人々の真の葛藤を、映像をもって我々に伝えようとするシサコ監督の視点の確かさ、鋭さ、思慮深さを深く尊敬する。

在本彌生(写真家)

11月下旬マリの首都バマコでホテルが襲撃された。
この映画からテロリストが、そのまま出てきたような犯行だ。
現実と映画の区別を失う。
「禁じられた歌声」に耳を澄ましたい。
画面の向こう側から苦悩するマリの声が聞こえる。

高橋和夫(国際政治学者・放送大学教授)